BUSINESS

業務内容

下水処理場は、一般家庭・飲食店・スーパーマーケット等から排出される生活排水や工場排水などの汚水を処理して、きれいな水に還元する施設です。
下水処理場には、幾つもの機械設備があり、設備ごとに役割を果たせるよう常日頃から維持していく為に設備の点検・整備を毎日行っております。又、水質の管理も非常に重要視されるところです。
下水処理場での処理工程としては、以下の通りです。
① 流入水　→　②　曝気槽　→　③　沈殿槽　→　④　放流水
① 流入水とは、一般家庭等から排水された汚水の事を示します。
② 曝気槽は、槽内を機械で撹拌し、微生物の働きを利用して汚水を混合する設備です。
③ 沈殿槽は、曝気槽で処理された汚水を固液分離する設備で、分離された上澄みは越流され、沈殿した汚水は曝気槽へ返されます。
④ 放流水は、沈殿槽から越流した上澄みを薬品（消毒剤）や紫外線滅菌に接触させ、海や川に放流します。
① ～ ④の水を採水し、精密機器を使用して測定を行います。
処理水には、規制数値及び判断数値があります。数値には、国・県などに決められた規定値があり、超過しないように監視しています。
下水処理場は、機器類、水質の保持を常にベストの状態に維持管理し、限りある水資源、環境を守っています。

弊社では、岡山県・倉敷市・総社市の許可・委託を受けて家庭や事業所から出される可燃ごみや資源ごみ及び産業廃棄物を収集運搬しています。
各自治体の許可・委託業者として関連する法や規則を遵守し、地域の環境衛生を守り、廃棄物処理やリサイクルにおいても、重要な社会インフラとして、地域循環共生圏の考え方を基に、日々努力しています。
今、地球環境は悪化の一途をたどり、人類が生きていくことが難しい時代が来ると予想され、今後地球の存続は非常に厳しい状態にあると思われます。
この危機的状況を乗り越えるには、今さえ良ければいいという考えではなく、私たちの生活や自然環境が未来までずっと保持続けられる様にという目的意識でサステナブルな取り組みで社会づくりをしなければいけません。
環境に悪い影響を与えずに地域社会を発展させていくことは私たちの使命であります。
誰もが笑顔でいられる未来の為に私たちと共に地域にやさしい行動をひとつずつ始めましょう。

浄化槽に流れ込んだ汚水は、沈殿・浮上といった物理作用と微生物の働きによる生物作用によって浄化され、きれいな水にして河川や排水路へ放流しています。浄化の過程で必ず汚泥やスカムといった泥の塊が生じます。これらがたまりすぎると浄化槽の機能に支障をきたし、処理が不十分になったり、悪臭の原因になったりします。
処理されていない生活排水を川や海などに流すと、河川の水質は著しく低下し、地球環境に大きな悪影響を与えることになります。
そこでスカムや汚泥を浄化槽外へバキューム車で引き抜きを行い、付属装置や機器類を洗浄し浄化槽が適切に動くよう清掃が必要となっています。
浄化槽の維持管理上でとても重要な作業になり、年に1回以上（全ばっ気型の浄化槽は半年に1回以上）の実施が義務付けられています。
又、汲み取り式トイレ（簡易水洗、仮設トイレなど）の汲み取り作業も行っており、収集地区は倉敷市真備町内・旧山手・清音地区となっております。
※汲み取り依頼は出来るだけ早めにご依頼ください。

浄化槽とは、各家庭や企業など、人が生活するうえで発生する汚水を発生源で処理し、処理された水を身近な水路等に放流する装置であり、公共用水域の水質保全に資するという公益目的を達成する施設として位置付けられています。
また、人口減少等の社会情勢の変化による市町村の財政負担がますます大きくなることが予想される中で、浄化槽は下水道整備事業に代わり、その地域の実情に即した効率の良い生活排水処理施設としての期待は大きく、注目されています。
しかし、いかに優れた性能を持つ浄化槽であっても、維持管理が不十分であれば、所期の処理機能を発揮することができません。
私たち浄化槽管理士は責任をもって定期的な浄化槽の維持管理を行い、その適切な処理機能を十分に発揮させ、良好な放流水質を維持するために必要不可欠な国家資格です。
日進月歩する浄化槽の最新情報に気を配り、技術力の向上に努力し、人間社会の営みに用いられた後の汚水を適切なものとして水環境に戻す行為を通じ、生活環境の保全及び公衆衛生の向上に寄与することが浄化槽管理士に求められる使命であると考えます。